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■唐突に行く前段。
管理人、宮城在住です。
青葉神社は月一で近くに行くし、青葉城址らへんはなんだかんだで高確率でウロついているので、今更あらたまって「史跡めぐり」と言ってもなぁ、な所に住んでおります。
そんなこんなでサイトを始める前の2010年5月。
管理人の家の墓所(というほどのものでもない)は白石方面にありまして、ちょっと墓参りついでに白石城に行って来たんです。
昨今の白石城周辺の盛り上がりについては何にも知らない父母。
ゲームやってるしアニメも見たけど歴史には疎い妹。
そんな家族に事前情報をなーんにも与えずに城下広場の駐車場に辿り着きました。
そして満を持して止まっている土林さん仕様の市民バス。
妹は叫びました。
妹「ちょっ、お姉ちゃん、小十郎ー!!」
父「えっ、小十郎?? また流行ってんのか?」(『独眼竜政宗』リアルタイムで見てた)
母「なに? なんなの?」
この日はゆっくり観光どころか面白がる妹と意味がわからん父母の橋渡しで終わりました……。
(そして面白がる妹が写メろうとしている前でバスは走り去りました)
昴「ゲームとアニメで流行っててさ、お客さん増えてるんだって」
妹「お姉ちゃん! 立て看板! 立て看板!」
母「アンタちょっと、お姉ちゃんは歴史が好きなんだからゲームとか漫画は別にいいのよ!」
昴「(サクッ)」(←曲がりなりにも「歴史で学士とった」のでそういう認識に心を痛めるの図) 妹「……(・∀・)」(←事情を知ってるの図)
父「3Dシアター見るか? 天守閣どうする? 前に来た時美味しい団子屋さんがあったんだけどなぁ」(マイペース)
という具合でまあ、正直何もできなかったんですよ。そんなこんなで時は過ぎまして。
■12月某日
色々ありまして、その年は色んなものが「来年度に持ち越し」ということが決まりまして。
唐突に余裕が出たんです。
そして思ったのが
「今年は好きなバンドのライブも我慢したのになぁ。なんかなぁ。パーッとどっかいきたい」
ということでした。
そしてさらに思ったのが
「ちょっと白石リベンジしてくるかー」
でした。(パーっとが近場すぎるという突っ込みはなしでお願いします)
若干の自暴自棄といえばそうなんですけど、思い立ったが吉日。小学校以来の友人に連絡しました。
「白石? なんでまた? 行ってもいいよー」
旅は道連れ世は情け。というわけで白石行きが決定したのです。
■12月23日
というわけで白石へGoです。
本当は前日あたりに行く予定だったのですが、暴風雨でこの日に。
「せっかくだからさ、もうイヴとかにしようよ」
と友人に提案したのですが、
「さすがにそれは、ダメだ。いくら我々が独り身とはいえ心にダメージくらうわ」
と却下されました。
■白石駅
前日は大あらしだったもので、東北本線が止まる可能性もあるなぁ、ということも考慮して行ったんですが、全く何事もなくスムーズに白石到着しました。
白石駅には観光案内所があるので地図だとイマイチ距離感がわからない片倉家の愛宕山廟所について聞いておきました。小十郎景綱の姉、喜多の墓もその近くにあるのです。
「歩いていけますか?」
と聞いたら係りの人に困惑顔で
「自転車がいいでしょうね」
と言われました。
……とりあえずこの時点でいろいろ面倒になったので、廟所は後回しにすることにして駅を出ました。

白石駅前
まずは向かうは一本杉のある傑山寺です。
■傑山寺へ
行けども行けども住宅地で若干不安になること20分くらい。

看板無事発見。
あったー。またしばらく住宅地を進み傑山寺到着です。
このお寺の天井には見事な竜が描かれていて、それがポストカードになっているので、それが欲しかったのですが
寺務所に誰もいない
という事態。
……たぶんご住職、ご自宅の方にいらっしゃるとは思ったのですが、檀家でもないのに突撃するのに躊躇しとりあえずお墓参りに行く事にしました。

ここでも看板が出ていました。
前日のあらしで足元がぬかるんでおり、若干友人に申し訳なさを感じながら進みます。

御足もとにご注意ください。まじで。

着いたよ。
意外と細いな、という印象でした。というのも私、「政宗公が手ずから植えた」との伝承がある太くて大きな杉を見て育ったので、それと無意識に比べていたのかもしれません。ただし背はこちらの木の方が高かった気がします。種類の違う杉の木なのかな。

となりの五輪塔は正室・蔵六院(矢内氏)のお墓です。
ちょこん、とした感じで寄り添っておられました。

キャプションはこんな感じ。
そして手を合わせた後はちょっと離れたところにある片倉家の墓所と松前家の墓所でも手を合わせてきました。
松前藩に家老にして画家の蠣崎波響(1764-1826)という方が居るのですが、その方といつか御縁があればいいなぁ、と思いまして。


そんなこんなで友人を荷物持ちにしまくって満足した所で白石城に向かうことにしました。
「カバン重いよー。何入ってるの?」
「文庫本二冊とほぼ日手帳(併せて文庫本三冊に相当)と折り畳み傘と財布と……」
「……」
ごめんよ友人。
帰りにもう一度寺務所にお邪魔しましたが午前中過ぎたのか誰もいらっしゃいませんでした。ポストカード……。
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